塾長ブログ No.61 2023/12/5 第2回 高校進学セミナー開催
2012年9月1日の第1号から、ほぼ、週1回のペースで書いてきた「スタディーキャンパスレオ塾長ブログ」。
教室のこと、受験のこと。古典や歴史の中の1コマ。
授業中あったちょっといい話やたまに世相のことを書き散らかしてきました。
たまに登場した当時小学校2年生だった息子も高校3年生になりました。
その塾長ブログも2022年2月22日、336号で終了しました。
10年間の中で、様々なことがありました。
行く人、来る人。無くなったもの、生まれたもの。
松尾芭蕉ではないですが、人生の節目を数年後に控え、人生という旅をとぼとぼと歩いて行っている感を痛烈に感じています。
月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老を迎ふる者は、日々旅にして、
旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。
月日は永遠に旅を続ける旅人であり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。船頭として船の上に生涯を浮かべ、馬子として馬のくつわを引いて老いを迎える者は、毎日旅をして旅をすみかとしている。古人の中には旅の途中で命を無くした風流人が多くいる。
公立学校では、僕も来年、定年退職の年となります。
あと何年この人生の旅を歩いていけるかわかりませんが、まだひと踏ん張りは出来そうです。
一人で歩かなければならない時、若い仲間たちを一緒に歩く時。
家族と一緒に歩く時。
そして、生徒のみんなや保護者様とご一緒に歩く時。
学窓社ゼミの新しい塾長ブログ、いつのことになるかわかりませんが、最終回まで改めてよろしくお願いいたします。