気がつけば、夜になっている。
勉強しなければならないと思っているのだけれど、いつの間にか時間が過ぎてしまっている。
サボっているわけではなく、一生懸命にしているけれど、気がつくと時間が足りなくなっている……。
来週から夏休みが始まります。
それぞれの学校で課題が出ているとは思いますが、特に中学3年生・高校3年生の受験生はそれに加えて、「受験勉強」を進めていかなくてはなりません。
与えられた時間は、誰でも1日24時間。
では、約40日の夏休みが過ぎた後、成果に大きな違いが出るのはなぜか?
最近、読んだビジネスパーソンのための時間の使い方の記事の中から勉強に応用出来る方法を3回に渡り紹介していききます。
まず、ビジネスパーソンとして成功している人の割合は約5%。
残りの95%が自分の仕事の成果に満足出来ていないとのデーターがありました。
いくつかの項目に分けて、お伝えしていきますが、今日のテーマは、「情報収集」について。
成功している5%の人が実際に行っている情報収集のコツを紹介します。
高校受験や大学受験、また勉強方法について様々な情報を集めていると思います。
いつの間にか、1時間たっていた。
ついつい、YouTubeやSNSを見てしまっていた。
こんな人はいませんか?
僕も、油断するとこの魔法にかかってしまいます。
効率と効果の両立を重視する人は、あらゆる作業に締め切りを設けます。
それは情報収集でも同様で、必要以上の時間をかけないように時間を区切って検索をしています。
検索をする際は、探す対象が明確で、検索時間を5分程度に収めていることがわかりました。
例えば、Googleで検索すると多くの情報を得られますが、関係のない情報も目に飛び込んできます。
そもそもGoogleは、ユーザーに購買を促すための広告会社なので、巧みな視覚効果で検索ユーザーの目を誘導し、
広告主の情報へと引きつけます。
もちろん、想定外の貴重な情報を得ることもありますが、際限なくGoogle検索をし続けたからといって、必ず意外な情報に出合えるわけではありません。
またこの人は、調べたいことをメモにストックしておいて、まとめて一気に検索する習慣があることもわかりました。
検索と確認の作業を繰り返せば達成感は得られますが、作業効率は落ちてしまいます。
5%の人は、情報収集に「〇〇をあと×日で調べる」と締め切りを設け、「検索時間は1日5分まで」と制限を設けていました。
そうすることで、短時間でも情報を収穫できる仕組みを確立していたのです。
どうでしょうか?
ここまで、限定することは、中学生・高校生の皆さんにとって難しいかもしれませんが、少なくとも時間設定をすることは役に立つことだと思います。
次回は、この時間設定についてさらに詳しく述べていきますね。