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塾長ブログ No.13 God save the Queen 2022/09/27

タイトルの英文。

God save the Queen. 「神よ、女王を救い給え。」という意味で、イギリスの国歌です。ま、憲法で正式に認められているわけではないのですが、国民は国歌の感覚で歌っているようですね。

注意深い人なら、「何故、3人称単数形のsがつかないの?」と思いかも知れませんね。

高校生になってから習う、「仮定法」という文法で、神にお願いをする時などのお祈りの文は、動詞の現在形を使います。

エリザベス女王がお亡くなりになり、新しくチャールズ皇太子がチャールズ3世として国王になられました。

それと同時に、国家のタイトルが変更になりました。

God save the King. 「神よ、王様を救い給え。」

ま、当たり前です。

歌詞は次の通りになりました。

God save the Queen.

God save our gracious Queen,
Long live our noble Queen,
God save the Queen:
Send her victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us:
God save the Queen.

God save the King.

God save our gracious ,
Long live our noble King,
God save the King:
Send him victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us:
God save the King.

女性が男性になったので、人称代名詞がすべてhe/his/himに変わっています。ま、当たり前。

面白いのが、3番の歌詞。その箇所だけ抜き出してみますね。

To sing with heart and voice、God save the Queen

→ With heart and voice to sing, God save the King

使っている単語は同じですが、語順が違いますね。意味も少し違ってきますが、今はおいておきます。

さてさて、どうしてこのようにQueenとKingが違っただけで、歌詞が変わるのでしょうか?

わかりますか?

答は、「歌いやすいから」

日本語にもありますが、同じ音を使った単語を組み合わせて使うことを押韻(おういん)、韻を踏むといいます。

古典や漢詩の中ではよく使われます。

若い人なら、ラップやヒップホップでもよく使われます。

ちょっと例を引きましょう。

目を閉じて見るものがしっかり
解った時ははしゃいで走ったり
季節を感じて心のまま
チビッ子を受け止めるパパとママ [LIBROの『対話』]より

音読したらわかりますね。

singとKingで韻を踏むためです。

音読の時に、リズムを大事にしているんでしょう。

でも、しばらくは歌詞を間違える人が続出するかもですね。

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