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塾長ブログ No.15 淡路島 通ふ千鳥のなく声に 2022/10/11

いく夜寝覚めぬ須磨の関守  源兼昌(みなもとのかねまさ)

淡路島から渡ってくる千鳥の鳴き声に、幾夜目を覚まさせられたことだろうか、須磨の関守は。

10月10日の月曜日、久しぶりの休みでしたので、淡路島へ行ってきました。

タイトルの和歌は、百人一首に入っている源兼昌の作です。

カルタをしている人なら知っていると思います。

淡路島と対岸の須磨は、古くから流刑地とされていました。

昔は、犯罪を犯すと五罪という5つの種類に分けられた罰を受けました。

その一つが、流刑(るけい)。死刑よりも軽かったですが、4つ目に重い罪でした。

で、淡路島と須磨。

古くは、奈良時代の淳仁天皇が流されたとされています。

また、平安時代の『源氏物語』の中にも、光源氏が都で罪を犯し、須磨へ流された様子が描かれています。

現代では、京都から須磨までは電車・自動車ともに1時間程度で行けますが、都の人にとってはずいぶんと遠く離れた地だったのですね。

篠山から、淡路パーキングエリアまでは高速道路を使えば1時間ほどで行けますし、連休の最終日で混雑を心配していましたが、それほどでもありませんでした。

※逆に、朝行く途中、丹南篠山口インターで降りる車がすごい渋滞となっていました。

1時間ほどの用事も済み、久しぶりに国生み神話の伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)にお参りもしてきました。

西海岸には、幸せのパンケーキとか色々とおしゃれなカフェも出来たそうです。

ま、現地の人は、「西海岸なんて島の人は言わないけどね(笑)」っておっしゃってましたが。

すごく混んでたので、カップルが海を見ながら幸せそうにパンケーキを食べている姿を見ながら、「次は絶対に幸せになってやる。」と誓いました。

あっ、島流しにあったのではないので、念のため。

 

 

 

 

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