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塾長ブログ No.17 織田信長も見た?皆既月食+惑星食 2022/11/1

11月8日(火)夜に「皆既月食」が起こります。
皆既月食は、月が完全に地球の影に入る現象。次に日本で皆既月食が見られるのは2025年9月8日。

8日の月食は午後7時16分からスタートし、午後8時42分までの90分間楽しむことができます。
今回は、皆既月食だけではありません。
惑星食、天王星食もセットで見ることができます。
皆既月食に惑星食が起こるのは非常に珍しく、国内で同時に見られるのは、1580年7月以来、442年ぶりのことです。

1580年は、日本では天正8年。織田信長や羽柴秀吉(豊臣秀吉)が活躍していた時代です。

織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺の変」は、この年の2年後、天正10年に起こっています。今でこそ、天体の動きはほぼわかっていますが、当時の人々はどうだったのでしょうね。

天体も司る陰陽師たちは、吉凶を占うのに忙しかったかもしれません。ちなみに次回、日本で皆既月食に惑星食が起こるのは、2344年7月。322年後となります。

太陽系の惑星は、太陽に近い方から。

水・金・地・火・木・土・天・海

水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つ。

天王星は、太陽系のかなり外側を回っているため、明るさは弱く、6等級の明るさです。肉眼でかろうじて見える位で、望遠鏡や双眼鏡があればはっきりと見ることができます。
今回は皆既月食という月明かりがあまりないタイミングで比較的観察しやすいです。

月は赤い大きな月になりそうですので、お天気だけが心配ですが、是非見てみたいですね。

勉強で疲れた目にはいいかもしれませんが、長時間は風邪をひくかも知れませんから、暖かい格好で。

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