1月14日・15日、大学入試共通テストが行われ16日から自己採点・各予備校による判定が行われます。
予想よりも出来た人、またそうでなかった人。
結果は様々です。
今年の共通テストは、国語・英語ともに問題文の量がずいぶんと増えました。
相変わらず、数学・理科・社会は会話文や資料問題の読み取り力が要求されていました。
「問題形式が変わるかも知れないから、その時でもゆっくり落ち着いて。みんな条件は同じだからね。」と言って送り出しました。
試験中にその言葉を思い出して、冷静に取り組めたという生徒さんもいました。
でも、ある生徒さんの(うちの子達)の隣に座っていた他校の女の子。
国語の試験中に泣きかけて、うつぶせになり、途中退席したらしいです。その日は結局続きの試験は受けず。
パニックになったんでしょうね。
本番の試験へ備えて、僕は様々な準備をしてきました。
例えば。
兵庫模試や英語検定試験。
外部のテストを受験することは、「試験慣れ」をしておくのに一番いい方法です。
学ゼミでは、小学生のうちから始めています。
そして、大学や予備校で実施される公開全国模試の受験。
こちらも、勧めています。
全く知らない人たちの中で、テストを受ける。
これも大切です。
周りが見知った人たちの中ばかりでは、授業や学校の延長線上になります。
孤独な戦いです。
自分一人の力で、何とかしないといけないんですから。
恐らく、その女の子は、共通テストの会場が、生まれて初めての自分一人で何とかしなくちゃいけない状況だったのかもしれません。
でも、いつも言っていることですが、受験は一人じゃないんです。
学ゼミの学習会のタイトルにもなっている「マラソン。」
一人ひとりの生徒さんが、同じゴール(第1志望大学合格)へ向けて、ひたすら走り続ける。
孤独との戦いですが、周りの仲間が一緒に走ってくれるので、苦しくても辛くはありません。
「一人で落ち着いたところでないと勉強できないんですよ。」
でも、試験は一人で受けられません。
共通テスト当日も、試験が終わった夕方から自習に来ていた生徒さんもいます。
中学生も、これから入試を迎えます。
最後まで、自分の力を信じて。
また、信じられるだけの、努力を重ねていきましょう。
応援していきます。