さようなら 谷川俊太郎
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめてるやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
2023年3月、23名の高校3年生が卒業していきました。
それぞれが、自分の進路へ向かって進んでいきました。
毎年のことですが、長い生徒さんだと幼稚園から通ってくれていますので、12、3年のお付き合いになります。
どの生徒さんも初めての授業日、期待とちょっぴりの不安入り混じった幼い顔が浮かんできます。
小学生、中学生、高校生と途中入塾の生徒さんも同じです。
鉛筆の持ち方から教えていき、「できない」と言ってベソかいたのをなだめすかしたり。
学年が進むにつれて、たくさんのお友達が入塾し、中学生になれば口数も少なくなり。
高校3年生では、入試の直前まで自習に来てました。
空っぽになった教室を見ながら、一人ひとりの顔が思い出されます。
先週の土曜日から、新学期が始まりました。
新しい生徒さんも、たくさん入塾頂きました。
年齢とともに、僕も出来ることと、残念ながら出来ないこともちらほら出てきました。
そして、年齢を重ねることでしか出来ないこともきっとあるはずです。
今年も、生徒さん一人ひとりと色々な思い出を作っていきたいと願う新学期です。
今年度も塾長ブログよろしくお願いいたします。