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塾長ブログ No.44 2023/7/11 インド人を右に

毎日、テストの採点を数十枚から100枚程度しています。

単語テストから英語・国語の記述問題まで様々です。

2学期からは大学の推薦(すいせん)入試対策の小論文を添削していきますので、さらに目にする答案は増えていきます。

そこで、いつも苦しむのが「文字の美しさ」。

ま、お習字ではないんですから、美しさといっても完璧を求めているわけではありませんが。
アラビア文字レベルの答案もあります。

手書き文字を書きこと自体ずいぶんと減ってきました。
学生が授業中のノートを取る時位になりつつあります。
大学生は大半がノートパソコンを持ち込みでノートを取っていきます。

私立大学の入学願書はほぼ全ての大学でオンライン出願。
大学入学共通テストも遅ればせながら、2025年出願分からオンラインになります。

ますます、手書きで文字を書かなくなっていきます。

今から40年前、講師を始めた頃、テストやプリント類は全て手書きでした。
英語はタイプライターで英文を打って日本語部分は手書き。

僕も人のことは言えたものではありませんが、クセ字でしたのでこの時にずいぶんと鍛えられました。
国語の問題は、B4の用紙4枚分位はざらでしたのでテスト前は、高校生の全学年分、現代文と古文計6種類。半徹夜で仕上げていました。

おかげで読みやすい・読んでもらえる文字を書くことが出来るようになりました。

さて、さっきの「インド人を右に」。

ゲームのマニュアル本の有名な事故です。

どういう意味だかわかりますか?

正解はイラストを見てくださいね。

「字の汚さ」が生んだ悲劇です。

テストについていえば、まだまだ手書きで解答を書いていかなければなりません。

文字を正確に読んでもらえなくて、不合格になる可能性もあります。
採点者が、「うぅ~ん、どうしようかな?」って時に、〇をつけてもらえるように読みやすい字を書くようにしてくださいね。

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