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塾長ブログ No.57 2023/11/7 毒キノコとカメムシ

食欲の秋 スポーツの秋 勉強の秋
暑かった夏も過ぎ、体も心も余裕が出てきて、スポーツに勉強に打ち込むことが出来る。
四季の移ろいがはっきりとわかる表現ですね。

で、食欲の秋。
ビニールハウスや養殖で、旬の食材がわかりにくくなりましたが、少し前までは、収穫した野菜や捕れた魚はその時期にしか食べられませんでした。
秋はさまざまな食材が旬を迎えることから、美味しいものを食べる機会が増えてきます。
いくつか挙げてみましょうか。

先ずは、丹波黒の枝豆。
親戚や知人に発送された方も多いでしょう。
ヤマト運輸の篠山営業所の取り扱いが、10月は日本一になると聞いたことがあります。

果物だと、梨・柿・栗・みかん・ブドウ・イチジク・リンゴ。
野菜は、かぼちゃ・さつまいも・ジャガイモ・レンコン。
魚は、サンマ・秋サバ・秋鮭・アジ・戻りカツオ。
これだけで、炊き立ての新米をいくらでも食べられます。
そして、キノコ。
シイタケ・しめじ・ナメコ。香りの王様マツタケ。
これも美味しいですよね。

さて、本題はここから。
これだけ美味しいキノコになぜ毒キノコがあるのか?
人間をはじめどんな動物にも食べさせまいということなのでしょうかね?

色々と説はあるようですが、僕が「なるほど」と思ったのは次の節。

毒キノコを動物が食べる。→じわじわと毒が回り少ししてから死に至る。
→胞子(キノコの元)が糞と共に出されたり、動物の死体がキノコの菌やバクテリアで分解されて、さらに広範囲で生存することが出来る。
キノコすごいですよね。

この秋も、山で採ってきたキノコで中毒を起こした事件も新聞に出ていました。
写真を載せたドクツルタケという一見きれいなキノコは、猛毒が含まれていて死亡事故も多く発生していますので要注意です。

カメムシはなぜ臭いのか?
これは、割合簡単です。
臭いで、敵から身を守るですね。
ビンの中に閉じ込めて刺激して臭いを出させると、自分の臭いで失神するほどの臭さです。

青森県では、「カメムシの多い年は大雪が降る」という言い伝えがあります。
去年のように、入試の頃にドカッと降らなければいいのですが・・・。

寒くなると活動は鈍るようですから、後少しカメムシに我慢するしか仕方ないですね。

 

 

 

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